•  表面補修後の美観処理
  • 広域におよぶ変状や構造に影響のある不具合は詳細調査や大掛かりな補修が必要となりますが、気泡やちょっとした傷などは適切な材料で表面を修復することで美観を回復させることができます。
    ただ、補修痕はどうしても目立ってしまいコンクリートの意匠性を損なってしまうことが多くなります。当社ではコンクリートの美観や意匠性を求められる現場でも多くの施工実績があります。

着工前
意匠性の高い木目仕上げのコンクリートですが上部にちょっとした豆板が発生してしまいました。また、型枠から色移りしたと思われる渋のようなまだら模様が各所に点在していました。
周辺に浮きや骨材の緩みが無かったためそのまま表面を補修していきます。

表面の修復
豆板部を補修材での充填して、木目の筋模様をコテや櫛でつけていきます。
写真からでは分かりずらいですが、まだ補修跡が目立ちます。

色合わせ完了
木目の色と独特の風合いを顔料で調色し仕上げていきます。渋のような色移り部分も調色して補修完了です。

依頼者様からも仕上がりに満足していただきました。このような木目模様は特殊な例となりますが、一般的なパネコート型枠のコンクリートも表面の色や模様は多種多様となります。利用者の方に安心して使っていただくためにも、コンクリートの表面仕上げについてお困りの際は当社までご連絡ください。